習主席 ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と会談

　習近平国家主席は現地時間3日午後、カザフスタンの首都アスタナで、上海協力機構（SCO）サミットへの出席前にウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と会談しました。

　習主席は、「ミルジヨエフ大統領の今年1月の中国公式訪問において、われわれは中国とウズベキスタンの関係を新時代の全天候型全面的戦略パートナーシップに引き上げることで一致し、より高度なスタート地点から中国とウズベキスタンの運命共同体を構築することになり、両国関係の発展は新たな段階に入った」と指摘しました。

　さらに習主席は「中国はウズベキスタンが国家の独立、主権、安全を守ることを断固支持する、ウズベキスタンの信頼できる友人でありパートナーだ。双方は『一帯一路』共同建設に関する協力を踏み込んで推進する。中国は両国の地方、観光、教育などの分野での交流拡大を支持し、ウズベキスタンが第7回中国国際輸入博覧会に主賓国として参加することを歓迎する。中国とウズベキスタンが『中国・中央アジア西安サミット』の成果の実行を加速させ、SCOが常に各方面の共通利益に合致する方向に向かって発展できることを望んでいる」と述べました。

　ミルジヨエフ大統領は「今年1月、われわれは北京で両国関係を新時代の全天候型全面的戦略パートナーシップに引き上げることを共同で宣言し、中国とウズベキスタンの新時代を切り開いた。ウズベキスタンは一つの中国の原則を断固として守る。中国・中央アジアサミットやSCOなど多国間の枠組みにおいて、中国と緊密に協調・協力していきたい」と述べました。（SUI、謙）