北京
PM2.577
23/19
中国とアゼルバイジャン共和国は3日、戦略的パートナーシップの構築に関する共同声明を発表しました。
この声明は「両国は1992年4月2日に外交関係を樹立し、各分野で実り多い協力の成果を収めてきた」とした上で、「双方は互いの主権と領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政への相互不干渉、平等互恵、平和共存を再確認した」と示しています。
また、「アゼルバイジャンは一つの中国の原則を断固として堅持し、世界には一つの中国しかないこと、中国政府が全中国を代表する唯一の合法的政府であること、台湾は中国領土の不可分の一部であることを認め、いかなる形式の『台湾独立』にも反対し、両岸関係の平和的発展と国家統一の実現に向けた中国政府の努力を支持する」と明確にしています。
声明はさらに、「双方は両国の経済・貿易関係が安定的な発展を続けていることを高く評価し、政府間経済貿易協力委員会の役割を引き続き発揮し、貿易、投資、工事請負協力をさらに強化するとともに、相互連結、グリーンエネルギー、加工・製造、インフラ、デジタル経済、農業などの分野のプロジェクト実施を重点的に推進し、中国とアゼルバイジャンの経済・貿易協力の質の高い発展を実現することを望んでいる」と示しました。
その他、「中国はアゼルバイジャンが上海協力機構(SCO)との協力を強化することを歓迎し、SCOにおける法的地位の向上を支持する。アゼルバイジャンはBRICS加盟の意思を表明し、中国はアゼルバイジャンのBRICS協力への参加を歓迎する」と示されました。(SUI、謙)
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