外交部 NATOは自らが欧州と世界の平和のために何をしてきたのかを反省すべきだ

2024-07-02 18:37:55  CRI

 外交部の毛寧報道官は2日の定例記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)が中国の利益と安全に深刻に挑戦していると強調しました。

 記者から、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長がこのほど、中国の行為はNATOの価値観、利益、安全に挑戦しているとの考えを示し、ロシアが中国から先進技術を輸入してミサイルや無人機を生産しており、中国は欧州にとって第2次世界大戦以来最大の衝突を助長していると言及したことについて、中国側のコメントを求めました。

 毛報道官はこれに対し、「NATOの価値観が何を指しているのかは分からない。イデオロギー的な線を引いて矛盾を生み、対立をあおり、緊張を激化させるということなのであれば、中国は確かに認めることはできない。実際、NATOは絶えず中国に挑戦し、中国の内政に干渉し、中国の国内外政策を歪曲・中傷し、中国の利益と安全に深刻に挑戦している」と述べました。

 ウクライナ危機について毛報道官は、「中国は一貫して和解を呼びかけ、話し合いを促し、危機を政治的に解決することに力を注いできた。NATOは責任を回避して矛盾を人に押しつけるのではなく、危機の根本原因を反省し、自身が欧州と世界の平和のために何をしてきたのかを反省しなければならない」と強調しました。(TONG、坂下)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集