香港の祖国復帰27周年 中央政府が新たにパンダ2頭贈呈

2024-07-02 10:08:02  CRI

 △香港で暮らす「楽楽(ラーラー)」と「盈盈(インイン)」

 香港特別行政区政府の李家超行政長官は1日、中央政府が香港に新たに1ペア2頭のジャイアントパンダを贈ることを発表しました。数カ月後に香港に到着する予定です。

 李行政長官は中央政府に対し、香港へのパンダ2頭の贈呈に心から感謝を表し、「これは中央政府の香港特別行政区への関心と支持を十分に示している」と述べました。また、「今年は中華人民共和国成立75周年に当たり、中央政府が再び香港にパンダを贈呈することには大きな意義がある」と述べ、特別行政区政府はパンダを迎えるためにあらゆる準備作業に取り組んでいると紹介し、国務院香港・マカオ事務弁公室と国家林業草原局の協力に感謝を伝えました。

 李行政長官はさらに、「中央政府から過去に贈られた2ペア4頭のパンダは、数世代の香港人の成長に寄り添い、集合的記憶となった。これから迎える2頭のパンダは香港人の親しい“家族”になり、笑顔と喜びをもたらすだろう」と期待を寄せました。

 1997年に香港の祖国復帰を祝うため、中央政府は香港に1ペアのパンダを贈ることを決めました。2年後の1999年に20歳の「佳佳(ジャージャー)」と12歳の「安安(アンアン)」が香港にやってきました。そして、2007年、香港の祖国復帰10周年の際に、中央政府は香港に新たにパンダ1ペア、1歳半の「楽楽(ラーラー)」と「盈盈(インイン)」を贈りました。(Lin、藤井)

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