習主席 カザフスタンのメディアに署名入り文章を発表

2024-07-02 15:17:54  CRI

 習近平国家主席は2日、カザフスタン公式訪問のため同国の首都アスタナへ旅立つに際して、同国の「カザフスタンスカヤ・プラウダ」紙とカザフ国際通信において、「一心同体で中国・カザフスタン関係の新たな章を書き続ける」と題した署名入り文章を発表しました。

 習主席はこの中で「私が国家主席に就任して以来、この魅力的な土地を訪れるのは5回目だ。今回の訪問を通じて、カザフスタンの新たな発展と変化を体験し、トカエフ大統領と両国の主要な協力計画について話し合い、中国・カザフスタン関係と上海協力機構(SCO)の発展について新たな青写真を共に描くことを楽しみにしている」と述べています。

 また習主席は、「32年前、中国はカザフスタンの独立を承認した最初の国の一つとなり、私が11年前にカザフスタンで初めて『シルクロード経済帯』イニシアチブを打ち出したことで、『一帯一路』共同建設という壮大な構図が展開されてきた。中国とカザフスタンの関係も、全面的な戦略パートナーシップから恒久的で全面的な戦略パートナーシップへの飛躍を遂げた」と強調しました。

 今後の展望について習主席は、中国・カザフスタンの恒久的で全面的な戦略パートナーシップを新たな段階に推し進める上で、相互支持の政治的伝統を固め、互恵・ウィンウィンという協力の「秘宝」をうまく活用し、次世代にわたる友好に向けて世論の基礎を固めるとともに、激変する「百年変局(100年間なかった大きな局面の変化)」に共に対処することを提案しました。(ミン・イヒョウ、榊原)

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