北京
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23/19
外交部の毛寧報道官は1日の定例記者会見で、習近平国家主席の上海協力機構(SCO)サミット出席のためのカザフスタン訪問についての記者からの質問に答えました。
記者からは「習近平主席は参加各国の首脳とどのような問題について意見を交換するのか。中国はサミットにどのような期待を持つのか。また、中国は今年のアスタナ・サミット後にSCOの輪番議長国になる。中国の議長国としての優先課題は何か」との質問がありました。
毛報道官は、「SCOが創設されてからの23年間、加盟国は一貫して相互信頼、互恵、平等、協議、多様な文明を尊重し、共に発展を図る『上海精神』を堅持した。団結と相互信頼を促進し、多国間協力を実施し、SCOを安全保障の防壁、協力の懸け橋、友好の絆、地域における建設的な力にすることに成功し、新たなタイプの国際関係と新たなタイプの地域協力の模範を打ち立てた」と説明した上で、「今回のアスタナ・サミットは、SCOの枠組みにおける今年の最も重要なイベントだ。習近平国家主席は会議期間中、参加国の首脳と新たな情勢の下での各分野での協力の深化や、現在の主要な国際および地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、SCOの発展の次の段階に向けて計画し、手配を行う。中国は、今回のサミットが各方面の共通認識をより多く結集し、協力の新たな一章をつづり、各国の安全と安定、発展と振興の促進、人類運命共同体の構築の推進に積極的な貢献をすると信じる」と述べました。(HJ、鈴木)
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