中国最大規模のLNG備蓄拠点が完成

2024-07-01 15:15:30  CRI

 中国が独自に設計・建造し、世界最大の27万立方メートルの液化天然ガス(LNG)貯蔵タンク群である「中国海油塩城緑能港」プロジェクトが6月30日、中国東部に位置する江蘇省塩城市ですべての建設を終えました。 

 プロジェクトの設計と建設で、多くの新技術・新工法が革新的に採用され、多くの技術成果が国内の空白を埋め、中国も超大型液化天然ガス貯蔵タンクの設計および建造を展開できる世界でも数少ない国の一つとなりました。

 貯蔵タンクは液化天然ガス産業チェーンにおける中核設備で、貯蔵媒体温度が零下162度の極めて低い液化天然ガスを貯蔵するだけでなく、火災、爆発、地震などの極端な作業状況の試練にも耐えなければならず、設計・建造プロセスは非常に複雑です。

 説明によりますと、同プロジェクトの27万立方メートルタンク6基は世界初の建設で、技術チームはスマート化評価システムを採用し、全ライフサイクルの遠隔・リアルタイムモニタリングを実現し、安全リスクを早期警戒し、安全リスクを回避し、液化天然ガス貯蔵タンクの建造分野で同技術を採用したのは中国初となります。(非、野谷)

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