北京
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70年前、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ民族の独立・解放運動が勃興し、新生諸国は国家の主権を守り、民族経済を発展させることを切望していた。中国の指導者は初めて平和共存五原則を完全に打ち出し、国家間関係の処理についての「歴史の解答」を出した。
70年後の今日、世界は「百年未曾有の大変局」に直面している。「どのような世界を建設するのか、どのようにこの世界を建設するのか」という重要課題を前にして、中国は再び人類運命共同体の構築という「時代の解答」を出した。
「歴史の解答」から「時代の解答」となったが、変わったのは国際情勢、世界の枠組みであり、変わらないのは中国が国家間関係に対する革新的な模索、世界の平和と発展に対する責任を果たし、公正で合理的な国際秩序をたゆまず求める姿勢だ。
中国の習近平国家主席は28日、平和共存五原則発表70周年記念大会に出席して重要談話を発表し、平和共存五原則の精神的内包と時代的価値を余すところなく解説し、人類運命共同体構築の理念は、新たな情勢における平和共存五原則の最も優れた伝承、発揚、昇華であると指摘し、「グローバル・サウス」が世界各国の人々と美しい未来を共に創造するという時代的フォルムを発した。
現在、国際情勢が大きく変化している。一方で、世界の多極化、経済のグローバル化が深く発展し、「グローバル・サウス」が全体的に台頭し、世界構造と国際秩序が加速度的に変化している。他方で、世界経済の回復が力強さを欠き、ウクライナ危機、イスラエルとパレスチナの衝突が長期化し、ある大国は冷戦思考を取り戻し、貿易摩擦を引き起こし、覇権・覇道を大いに唱え、グローバル・ガバナンス体系は新たな試練に直面している。
平和か戦争か、繁栄か衰退か、団結か対立かという歴史的選択を前にして、われわれはこれまで以上に平和共存五原則の精神的内包を発揚し、人類運命共同体の構築という崇高な目標に向かってたゆまず努力しなければならない。(CRI論説員)
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