北京
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習近平国家主席は28日午後、北京の人民大会堂で、中国を公式訪問中のペルーのボルアルテ大統領と会談を行いました。
習主席は、「双方は、両国間の経済協力戦略対話メカニズムを十分に活用し、中国が支援する質の高い『一帯一路』共同構築のための8項目行動をペルー側の発展ニーズと結び付け、鉱物資源、エネルギー、製造業、農業などの分野での協力を総合的に推進し、新エネルギー、デジタル経済、人工知能、デジタル医療などの新興分野での協力を拡大する必要がある」と強調しました。
習主席はまた、「中国とペルーはいずれも環太平洋地域の重要な新興市場国であり、『グローバルサウス』の重要なメンバーでもある。両国は団結と協力を強化し、『グローバルサウス』の国々が共同で発展を実現するよう推進すべきである」と語りました。
ボルアルテ大統領はこれに対して、「この2日間の深センや上海などの訪問を通じて、中国の急速な発展と科学技術の進歩を直接体感した。ペルーは中国の成功経験を学び、両国間の実務的な協力をさらに拡大することで、ペルー自身の発展をより良く実現したいと願っている」と述べました。
会談後、両国首脳は「中華人民共和国政府とペルー共和国政府の2024年~2029年の共同行動計画」および経済貿易、デジタル経済、科学技術革新などの分野での多くの2国間協力文書の署名に共同で立ち会いました。両国はまた、自由貿易協定の格上げに向けた交渉が実質的に終了したことを宣言しました。(オウギ、坂下)
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