習主席 国交樹立50周年でベネズエラ大統領と祝電交換

　習近平国家主席は28日、ベネズエラのマドゥロ大統領と祝電を交換し、両国の国交樹立50周年を祝いました。

　習主席は祝電の中で、「中国とベネズエラは相互に信頼し、共に発展する良きパートナーだ。半世紀前の国交樹立以来、双方は国際情勢の変化の中で支持し合い、手を携えて国際的な公平性と正義や発展途上国の正当な権益を守り、強固な友情を結んだ。マドゥロ大統領が昨年9月に中国を公式訪問した際、両国関係を全天候型戦略的パートナーシップに引き上げることを共に宣言し、両国関係を新時代へと導いた。中国はベネズエラと国交を樹立した当時の初心を貫き、従来からの友情を継続し、国交樹立50周年を新たな出発点とし、中国・ベネズエラ全天候型戦略パートナーシップの中身を絶えず豊富にし、世界の平和と発展のためにより大きな貢献をし、手を携えて人類運命共同体の構築を推進していくことを願っている」との見解を示しました。

　マドゥロ大統領は祝電で、「ベネズエラと中国が国交を樹立してから50年間、両国関係は大きな発展を遂げた。特にベネズエラと中国が全天候型戦略パートナーシップを構築したことは歴史的な意義がある。ベネズエラは、中国が国家主権を守ることを断固として支持し、中国を封じ込めようとするいかなる企てにも反対し、習近平主席が提起した『一帯一路』共同建設と3大グローバルイニシアティブの実行に積極的に参加し、引き続き両国の友好を断固として推進し、2国間協力と多国間協力を深化させることを望んでいる。習主席の英明な指導の下で、中国は必ず中華民族の偉大な復興を実現するとベネズエラは確信している」と表明しました。（Yan、榊原）