【CRI時評】夏季ダボス会議が「中国の新たなチャンス」について議論

2024-06-27 17:16:26  CRI

 中国大連市で25~27日に開催された世界経済フォーラム(WEF)主催の夏季ダボス会議は、世界80近くの国と地域から1600人以上の政界、ビジネス界、学術界関係者が集まり、「成長のための次なるフロンティア」をテーマに、世界の経済成長の新たな原動力と道筋を共同で探求し、連帯と協調を通じて新たな発展のチャンスを求める人々の積極的な意志を反映した。


 グローバル経済成長の重要な原動力として、中国などの新興国は世界の経済情勢において重要な役割を果たしている。中国は科学技術の交流と協力の深化、グリーン発展の強固な基盤の構築、開かれた市場環境の維持、包括的で普遍的な発展の促進を呼びかけている。

 参加者の視点から見ると、これらのコンセプトは、イノベーション、グリーン、オープン性、共有の概念を代表しており、新たな発展空間を創造するために協力するすべての当事者の要求に応え、個別の国が築いた「スモールヤード・ハイフェンス(限定された先端技術を厳重に管理する取り組み)」の突破に役立ち、経済の法則とグローバルな発展傾向に一致する。

 会議に出席した日本のオリックスの劉国平・中華圏董事長は、「中国で40年以上発展してきた私は、継続的に向上する中国のビジネス環境の参加者であり、目撃者であり、受益者だ」と述べた。複雑な国際環境にもかかわらず、中国の質の高い発展と高レベルの開放は、グローバル経済の安定した発展にさらに確実性を与え、外国人投資家が中国に進出し、未来を勝ち取るためにより多くのスペースを提供している。

 劉氏の感覚は個別な例ではない。データによると、世界経済フォーラムが発表した最新の世界の「ライトハウス工場(各国製造業企業の手本となる最先端工場)」153社のうち62社が中国企業で、太陽光発電、新エネルギー車などのハイテク企業が含まれ、中国は世界で最も「ライトハウス工場」が多い国だ。今年1~5月、中国では新たに2万1764社(前年同期比17.4%増)の外資系投資企業が設立された。最近では、多くの国際組織や機関が次々と中国の経済成長予測を上方修正している。これは、中国の経済発展の見通しに対する世界の各界の信頼を十分に反映している。(CRI論説員)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集