北京
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中国東南部の広東省深セン市と中山市、広州市南沙区を結ぶ「深中通路」
「深中通路」の開通・運営情報通信会で、7年をかけて建設された中国のスーパープロジェクト「深中通路」が6月30日午後3時に正式に開通・運営されることが明らかになりました。
「深中通路」は中国南部の広東省深セン市と中山市、広州市南沙区を結ぶ、珠江デルタの伶仃洋海域に位置する海上横断道路で、中国高速道路網の深セン・岑溪高速道路(国道G2518号線)の東端に位置します。開通後は、深セン-中山間の所要時間が2時間から30分以内に短縮されます。
「深中通路」は、広東・香港・マカオグレーターベイエリアの中核となる道路で、橋、島、トンネル、海底インターチェンジを統合した世界レベルの海をまたぐクラスター・プロジェクトで、世界で総合建設が最も難しいものの一つとされています。
「深中通路」は全長約24キロで、双方向8車線、設計速度は時速100キロです。このうち、海上横断区間は全長22.4キロ、橋は約17.1キロで、伶仃洋の3本の主要航路にまたがっています。
同プロジェクトは開通後、珠江河口の東西両岸の交通を全面的に最適化し、香港、マカオ、広州、中山、深セン、珠海などの連結を促進し、総合立体交通ネットワークの構築と整備を後押しします。(hj、野谷)
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