中国・ナイジェリア政府間委員会初総会 外交部が状況説明

　外交部の毛寧報道官は24日の定例記者会見で、記者から「中国・ナイジェリア政府間委員会の初の全体会議が先週金曜日に北京で行われた。今回の会議にはどのような特別な意義があるのか。中国・ナイジェリア、中国・アフリカの協力にどのような影響を及ぼすのだろうか」との質問を受けました。

　毛寧報道官は、「国交樹立から50年余り、中国とナイジェリアの関係は絶えず堅実な歩みを続けており、実務面での協力は中国とアフリカの協力の先頭に立ち、政治的な相互尊重、相互信頼、相互支持という戦略的位置づけを形成し、経済貿易協力は先駆的で模範的な役割を発揮し、さまざまな分野の協力は協調的な発展を遂げている。委員会の成立から3年余り、双方のメンバーは力を合わせて協力し、幅広い協力の成果を上げた。今回、王毅外交部長は中国を訪れたナイジェリアのトゥガー外相と共同で委員会の第1回総会を召集し、両国指導者の会見の成果を実行し、政治的相互信頼を強化し、さまざまな分野の協力を深め、委員会のメカニズムの役割をより一層発揮することについて重要な共通認識に達し、改めて中国とナイジェリア、中国とアフリカの協力の先駆けとなり、中国とナイジェリアのさまざまな分野の交流・協力促進に資するとともに、中国とナイジェリア、中国とアフリカの関係発展の新たな模範を示し、新たな原動力を注入するのにプラスとなった」と答えました。（SUI、坂下）