「低空経済」で未来の生活を楽しもう

2024-06-22 15:17:47  CRI

 天津市で開催されている2024中国国際スマート産業博覧会は22日と23日が一般公開日となっています。低空経済は中国が重点的に発展させる戦略的新興産業として、今回の博覧会で注目を集める人気スポットとなりました。多くの企業が新技術、新たな用途をもたらし、低空経済発展の新たなトレンドを示しています。

完全自律型ドローン検査システム

 現在、中国の民間航空機の数は約4000機で、低空経済の発展に伴い、ドローンやヘリコプターなどの数は100倍から1000倍に増加すると見込まれています。

 完全自律型ドローン検査システムは、ドローンのバッテリーとポッドの自動交換がわずか52秒ででき、さまざまなシーンでポッド設備が途切れることなく安定して作業できるようになっています。AI技術の応用により、データ収集やレポート生成のプロセスは自動でできるようになりました。

 中国国際スマート産業博覧会の低空経済展示エリアにはドローン、空飛ぶ自動車、宇宙技術分野の企業が集中的に登場し、低空経済分野での先進技術や製品を展示しています。人工知能(AI)と関連業界のビッグモデルによって勢いが増し、低空経済の応用分野は急速に広がっており、経済の発展をリードする新たなモデル、新業態をけん引する重要な原動力になっています。

 今年に入り、低空経済は中国各地で発展が加速する時期に入っており、研究報告によると、低空経済の規模は将来的に1兆元(約21兆9000億円)を越えると予想されています。(SUI、坂下)

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