習主席 黄河流域の生態保護と高い質の発展先行区の建設を強調

　習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は寧夏ホイ族自治区をこのほど視察した際に、「寧夏は新たな発展の理念を深く貫徹し、活動の安定の中で前進を求める全体基調を堅持し、中華民族共同体意識の形成を主軸とせねばならない。黄河流域の生態保護と質の高い発展先行区の建設を導きの力とし、質の高い発展とレベルの高い保護、改革の全面深化と開放の拡大、新型の都市化と農村の振興、各民族の相互団結と共に富裕になるための作業を統一して計画し、経済が繁栄し、各民族が相互に団結し、環境が優美で人々が豊かになる美しい新たな寧夏の建設を加速させ、中国式現代化における寧夏の一章を綴（つづ）ることに力を入れねばならない」と強調しました。

　習主席は20日午前、中国共産党寧夏ホイ族自治区委員会と自治区政府の活動報告を聴取し、達成できた業績を承認しました。習主席はまた、「寧夏の地理環境や資源、自治区人民の天分は独特であり、特色があり差別化された産業発展の道を歩まねばならない」と指摘した上で、「重点的分野の改革を深化させ、地域の特色がある改革を模索せねばならない。市場経済における基礎制度を整備し、全国の統一大市場建設に積極的に参画し、国有資産と国有企業の改革を推進し続け、民営経済の発展促進政策を真剣に実行し、ビジネス環境の改善を図り、社会投資の活力を引き出すように」と、寧夏の関係部門に求めました。（藍、鈴木）