北京
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23/19
外交部の林剣報道官は21日の定例記者会見で、フィナンシャル・タイムズが、フィリピン軍は中国南沙諸島の仁愛礁に座礁させた老朽軍艦の寿命を延ばすために秘かに補強したと報じた件について、中国としての論評を求められました。
林報道官は「関連報道は、仁愛礁での軍艦に補給したのは生活用物資だとするフィリピンの主張が全くのうそであることを改めて裏付けた。実際には中国が何度も指摘しているように、フィリピンは違法に仁愛礁に座礁させた軍艦に建築資材、さらには武器弾薬を運び、仁愛礁の永久占拠を実現するために大規模な補修や補強を図ってきた。フィリピンの行為は中国の主権を深刻に侵害するものだ。中国は決して受け入れず、法と規則に基づいて断固として対応する」と説明しました。
林報道官はさらに、「われわれはフィリピンに対して、権利侵害と挑発行為を直ちに停止し、可能な限り速やかに対話と協議を通じて意見の相違を適切に管理・制御する正しい道に戻るよう勧める」と改めて強調しました。(SUI、鈴木)
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