北京
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23/19
中国の耿爽国連常駐副代表(次席大使)は18日、中国はアルゼンチンのマルビナス諸島の主権に対する正当な要求を断固支持し、「国連憲章」の主旨と原則に基づき、和平交渉を通じて国家間の領土紛争を解決するよう表明しました。
耿副代表は同日、国連の非植民地化特別委員会でマルビナス諸島をめぐる問題について発言し、「マルビナス諸島の問題は、本質的に植民地主義の歴史が残した問題だ。植民地時代は過ぎ去ったが、植民地主義がもたらした多くの問題は未解決のままだ。21世紀の今日に至って、植民地主義に固執し、その思考を継続し、覇権、横暴、パワーハラスメントにより自国の利益を広げて他国の運命を支配しようとする妄想は、歴史の流れに逆行することで、失敗に終わる一本道だ」と述べました。
耿副代表はまた、「マルビナス諸島の問題に対する中国の立場は一貫しており、明確だ。中国は、英国がアルゼンチンの要求に積極的に応え、できるだけ早くアルゼンチン側との対話と交渉を再開し、国連の関連決議に基づき、平和、公正かつ持久的な解決方法を見いだすよう求める」との見解を示しました。(殷、榊原)
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