北京
PM2.577
23/19
中国交通運輸部は18日、「2023年交通運輸業発展統計公報」を発表しました。23年の中国のインフラ投資は1日平均107億元(約2322億円)に達し、過去最高を更新しました。
交通分野の固定資産投資の規模は7年連続で3兆元(約65兆1000億円)以上を保っています。23年には3兆9000億元(約84兆6300億円)に達し、過去最高を記録しました。総合的な交通ネットワークの総延長距離は600万キロを上回りました。これまでに、世界最大規模の高速鉄道、高速道路、郵便・宅配便のネットワークと多くの世界レベルの港が完成しており、航空・海上輸送路線は世界各地とつながっています。
中国の2023年の交通インフラ投資は1日平均2322億円
23年に新たに運営を開始した高速鉄道路線の総延長距離は2776キロ、高速道路の総延長距離は6394キロ、新設した1万トン規模の接岸施設は127バースに達し、貨物取扱量が1億トンを超える港は46カ所、空港は259カ所に上りました。また、都市鉄道の営業キロ数は604キロ増えました。
データによりますと、23年に1日平均1億6000万人以上が地域をまたいで行き来しており、うち1000万人が鉄道、1億5000万人が道路、70万人が船、170万人が飛行機を利用しました。都市部では1日平均2億8000万人が公共バスとタクシーを利用しました。
貨物輸送の分野では、23年に1日平均1億5000万トンの貨物が輸送されました。うち1400万トンが鉄道、1億1000万トンが道路、2500万トンが船、2万トンが飛行機で運ばれました。宅配便と郵便小包の取扱量は1日平均4億5000万件に上り、うち宅配便が3億6000万件でした。(殷、藤井)
KANKAN特集