国家発展改革委員会 5月の生産は比較的高い成長を維持 企業利益は改善

2024-06-18 19:41:19  CRI

 国家発展改革委員会は本日(18日)、記者会見を行い、関係部門責任者が現在の経済情勢を紹介する中で、5月は引き続き各種のマクロ政策が実施されるのに伴い、わが国の経済は引き続き上向きの回復傾向にあり、個別の指標には変動があるものの、全般的にはほとんどの指標が前月より改善していると述べました。

 国家発展改革委員会の李超報道官は、5月の生産は比較的高い成長を維持し、企業の利益はある程度改善されたと紹介しました。設備製造業やハイテク製造業の付加価値の伸び率はそれぞれ工業全体を1.9ポイントと4.4ポイント上回ったとしました。

 同時に、国内需要は引き続き伸びており、対外貿易輸出も望ましい成長を示しました。また、昨年は新規に1兆元(約21兆円)の国債を発行して建設を加速させ、プロジェクトの稼働率は5月末現在で80%を超えているということです。

 報道官はまた、「1~5月のわが国の雇用情勢は全体として安定しており、物価水準は安定を保ちつつ上昇した。5月の都市部調査失業率は前月から横ばいの5.0%で、前年同月より0.2ポイント低下した。消費者物価指数は前年同期比で上昇し、工業では工場出荷価格が下落から上昇に転じ、昨年11月以来続いていた下落から状態を逆転した。国家発展改革委員会は、引き続き回復の態勢を固めるため多くの措置をとっていく」との方針を示しました。(閣、坂下)

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