EUに対し無意味な政治操作を即時停止するよう警告＝外交部

　欧州連合（EU）はこのほど発表したいわゆる「2023年マカオ特区年次報告」で、マカオの「一国二制度」の成功した実践を中傷し、マカオで施行されている国家安全維持法（国安法）を攻撃し、マカオの人権法治状況に泥を塗り、特区の事情と中国の内政に粗暴に干渉ました。外交部マカオ駐在公署報道官は13日、強い不満を示して断固反対と表明しました。

　報道官は、「今年はマカオの祖国復帰25周年に当たる。マカオの経済はこの25年間で飛躍的な発展を実現し、社会は長期安定を維持し、住民の生活は改善され続け、多元文化が互いに照り映え、国際的な影響力と知名度は大幅に向上した。国際大都市に成長したマカオは新たな起点に立っており、発展の最良の時期をまさに迎えている」と述べました。

　報道官はまた、「中国政府の『一国二制度』を全面的かつ正確に貫徹する決意は揺るぎなく、国家主権の安全と発展の利益を守る意志は岩のように固い」と強調し、「われわれはEUに、情勢を見極め、立ち位置を修正し、無意味な政治操作を直ちに停止し、マカオの事情と中国内政へのいかなる形での干渉も直ちに停止するよう促す」と述べました。（閣、鈴木）