北京
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23/19
中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室の報道官は13日に談話を発表し、英国籍の終審法院(最高裁)元非常任裁判官のジョナサン・サンプション氏が香港の法治を誹謗(ひぼう)中傷した言論に断固として反対し、強く非難しました。
報道官は、サンプション氏が香港終審法院で非常任裁判官を辞任した後、全人大常務委員会による香港国家安全維持法の制定と解釈の正当性を恣意的に中傷し、非常任海外裁判官に就任した当時の宣誓を大きく逸脱したと指摘しました。
報道官はまた、香港返還以来、法治レベルは絶えず向上し、国際社会から称賛されていると指摘した上で、「香港の法治が何か問題に直面しているとすれば、最大の問題は香港の司法が外部勢力から公然と介入、破壊され、香港の裁判官が脅迫や制裁などに遭っていることだ」との見解を示しました。
報道官は、香港特区の司法制度は基本法により保障され、裁判所は独立して裁判を実施し、何らの干渉も受けないと述べ、すべての裁判官と司法関係者は司法の宣誓を謹んで守り、恐れを知らず、偏よらず、無私かつ欺瞞(ぎまん)のない精神で、法律の原則に厳格に基づき、司法の正義を擁護すべきだと強調しました。
報道官はさらに、香港はすでに混乱から統治への移行を実現したと述べ、英国政府と政治家は中国の内政と香港問題に介入する悪質な行為を直ちに停止するよう促しました。(閣、榊原)
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