北京
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23/19
ハンガリーのナジ・マートン経済開発相は12日の政府声明で、欧州連合(EU)が中国製電気自動車(EV)に追加関税を課すことに同意しないと表明しました。
ナジ氏は「保護主義は解決策ではない。むしろ、協力と自由市場での競争こそが必要だ」と述べました。
EUの欧州委員会は12日、中国から輸入されるバッテリー式電気自動車(BEV)に課す暫定関税の水準を開示しました。欧州委がサンプルとした中国自動車メーカー3社に課す関税は、比亜迪(BYD)が17.4%、吉利(ジーリー)が20%、上海汽車集団(SAIC)が38.1%となります。調査に参加したがサンプルとされなかった中国の他のBEVメーカーには21%の加重平均税が課されます。欧州委によりますと、中国側との協議で効果的な解決策が得られなければ、これらの暫定関税は7月4日に導入されます。(非、柳川)
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