習主席とブラジルのアルキミン副大統領が会談 双方が友情と提携推進を強調

　習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で7日午後、中国を公式訪問中のブラジルのアルキミン副大統領と会談しました。

　習主席は、「中国とブラジルは志を同じくする良き友であり、手を携えて前進する良きパートナーだ」と述べた上で、「両国は今年、国交樹立50周年を迎える。双方が運命共同体構築の目標に向かって交流と協力を展開し、友情を深める50年だった。中国とブラジルは発展途上の大国であり重要な新興市場国だ。両国関係は二国関係の範囲をはるかに超え、発展途上国の団結と協力、世界の平和と安定の推進にとって模範的な意義を持つ」と述べました。

　アルカミン副大統領は、「ルーラ大統領からの書簡をお渡しすることを光栄に思う。中国はブラジルにとって、非常に参考になる国だ。中国では40年間をかけて、8億人近くが貧困から脱却した。これは世界の奇跡といえる。ブラジル政府は包括的で持続可能な発展のために力を入れている。より多くの中国企業がブラジルに投資することを歓迎する」と述べました。（hj、鈴木）