中国自動車工業協会 日本の自動車メーカーの型式認証での不正を注視し続ける

2024-06-05 18:23:20  CRI

 中国自動車工業協会の王耀副チーフエンジニアは5日、日本の大手自動車メーカーによる型式認証申請での不正行為が相次いで見つかった問題を受けて、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材に対して、中国自動車工業協会は中国の自動車業界を代表する組織であり、国際的な自動車製造業のコンプライアンス問題に高い関心を持っていると述べました。

 日本の国土交通省は型式指定を取得する自動車メーカーなど85社を対象に本格的な調査を進めており、5月末までに68社に対する調査を終えました。うちトヨタ自動車、マツダ、本田技研工業、ヤマハ発動機、スズキの5社で不正が明らかになったとのことです。

 王氏は同件について、「これまでに公開された情報によれば、5社の中国での合弁企業は不正行為に関与していない。しかし、多国籍自動車メーカーであれば、どの国で起きた不正行為でもブランドイメージにマイナス影響がもたらされる。中国自動車工業協会は引き続き、これらの企業が中国でコンプライアンスに則った運営をしているかどうかに注目して、企業が現地の法律を順守することと、自動車市場の秩序が守られることを確保する」と述べました。(ZHL、鈴木)

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