北京
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王毅外交部長は4日、トルコのハーカン・フィダン外相と北京で共同記者会見を行った際、質問に答え、ウクライナ危機の解決に対する中国の基本的な主張を述べました。
王外交部長は、「ウクライナ問題における中国の立場は和解を呼びかけ、話し合いを促すことだ」として、「現在、和平交渉の条件はまだ整っていないが、中国の和平に向けた努力は片時も止まることはない。一縷の希望さえあれば全力を尽くす。中国はまた、情勢緩和と平和の実現に役立つ世界のあらゆる率先した行動や力と努力を推奨し、支持する」としました。
王外交部長は「中国は、ウクライナ危機において世界は今、客観的でバランスのとれた、前向きで建設的な、より大きな声を上げることが必要だと考えている。そのために、中国とブラジルは最近、連名でウクライナ危機の政治的解決推進に関する『六つのコンセンサス』を発表し、戦火を拡大しない、戦闘をエスカレートさせない、互いにたき付けないという三原則を守ることを強調するとともに、各方面に対話・交渉を堅持し、人道主義支援を拡大し、核兵器使用に反対し、原子力発電所に対する攻撃に反対し、グローバルな産業チェーン・サプライチェーンの安定を維持することなどを呼びかけた」と強調しました。(ヒガシ、坂下)
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