北京
PM2.577
23/19
中国国家鉄路集団によれば、北京西駅と香港西九竜駅間、上海虹橋駅と香港西九竜駅間で、15日から高速寝台列車が運行されます。これまで在来線を利用して24時間31分だった北京から香港までの所要時間は12時間34分に、19時間34分だった上海から香港までの所要時間は11時間14分に短縮されます。列車は北京と上海をいずれも夕方に出発して、香港には翌朝に到着します。また、石家荘駅(河北省)、広州駅(広東省)、深セン北駅(同)、杭州東駅(浙江省)など多くの途中駅で乗降ができ、香港と中国本土の人の往来がさらに便利になります。
この高速寝台列車には2等席車両が2両、寝台車が13両、食堂車1両が連結され、設備はより先進的で、乗り心地はより快適です。全行程の所要時間は在来線の快速直通列車より大幅に短縮され、週16往復します。
さらに、これまでは始発駅と終着駅でそれぞれ通関手続きをする必要がありましたが、この高速寝台列車では香港の西九龍駅での1回だけの方式に変更され、通関時間が大幅に縮まります。(朱、鈴木)
KANKAN特集