北京
PM2.577
23/19
在韓中国大使館の報道官は3日、韓国と日米が台湾問題や南海問題について相次いで誤った発言をしたことに対し、「韓国の言動は中韓戦略パートナーシップの精神と合わず、両国関係の発展に不利である」と強い不満と断固反対の意志を表明したうえで、韓国に厳重に抗議したことを明らかにしました。また、韓国に対して、台湾や南海問題で慎重に行動し、実際の行動で両国関係の大局を守るよう促しました。
報道官は、「台湾は中国の領土の不可分の一部である。台湾問題は純粋に中国の内政であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない」と中国の立場を表明しました。また、「一つの中国の原則は、中国がすべての国と国交を樹立し、関係を発展させる前提と基礎である。いかなる人も中国人民が国家主権と領土の完全性を守るという強固な決意を過小評価してはならない。台湾問題で対価を払わずに線を踏もうとする妄想をしてはならない」と強い姿勢を示しました。
さらに、「中国は南海諸島に対して争う余地のない主権を持ち、関連海域に対して主権と管轄権を持っている。現在、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の共同努力の下で、南海情勢は全体的な安定が保たれている。韓国も米日も南海問題の当事者ではなく、中国と域内諸国間の海洋関連問題に介入してはならないうえ、中国に対してあれこれと指図をしてはいけない」と述べました。(朱、野谷)
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