中国は宇宙分野での国際交流・協力及び成果の共有に意欲=外交部

2024-06-03 19:37:18  CRI

 外交部の毛寧報道官は3日の定例記者会見で、「中国の月面探査機『嫦娥6号』は5月3日の打上げ、軌道への投入以来、約30日間の旅を経て、2日に月の裏側の、事前に予定されたエリアへの着陸に成功した。中国は宇宙分野で綿密な国際交流・協力を展開し、各国と発展の成果を分かち合いたい」と述べました。

 毛報道官は、「『嫦娥6号』は月の土壌のサンプルと表面の岩石を採取するとともに、科学探査任務を実施し、多くの貴重な映像とデータを取得した。『嫦娥6号』はほかにも欧州宇宙機関(ESA)、フランス、イタリア、パキスタンの科学機器を搭載して科学探査を実施しているが、これは中国の宇宙探査における歴史的な一歩であり、人類の宇宙空間の平和利用における歴史的な一歩でもある」と述べました。

 毛報道官はまた、「中国は平等互恵、平和利用、包摂的発展の基礎の下に、宇宙分野における綿密な国際交流・協力を展開し、各国と発展の成果を分かち合い、共同で宇宙の神秘を探りたい」と強調しました。(まげつ、坂下)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集