北京
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全長6.5キロに及ぶ北京市初の自転車専用道路―大型居住区の昌平区回龍観とオフィスビルが集中する海淀区上地ソフトウェアパークを結ぶ道路は、2019年5月31日の開通以来、累計走行台数が935万台を超えました。
自転車専用道路の利用者
上地ソフトウェアパークに勤務する趙さんは昌平区回龍観に住んでいます。家から職場までの直線距離は4キロにすぎませんが、途中で京蔵高速、京新高速、京包鉄道を横断しなければならず、自転車専用道路ができるまでは、職場まで車で40分かかりました。自転車専用道路ができた後、道路は閉鎖され、信号がないため、20分余りで着くことができます。彼のようなサラリーマンの多くは自転車通勤を選んでいます。
北京市昌平区都市管理委員会自転車専用道路管理センターの責任者によりますと、季節により専用道路の1日当たりの通行量は4000〜9000台で、これまで5年間の累計炭素排出削減量は4700トンに達しました。
自転車専用道路は、通勤の難題を緩和しただけでなく、フィットネスやエコ活動も促進しています。多くのサイクリストは社交の一つの方式として、定期的なサイクリング、レースや公益活動に参加し、お互いの理解や友情を深める人々が増えています。また、中国自転車運動協会の不完全な統計によりますと、現時点で中国のサイクリング愛好家は1000万人以上で、サイクリングクラブは16万を超え、自転車販売店は3万店以上ということです。(閣、榊原)
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