CMGがリビア国民統一政府のドベイバ首相兼外相に単独インタビュー

2024-06-01 18:33:16  CRI

 中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は5月30日、リビア国民統一政府のドベイバ首相兼外相への単独インタビュー取材を行いました。ドベイバ首相は、同日に開幕式が行われた中国・アラブ協力フォーラム第10回閣僚会議の開幕式に出席するために訪中しました。

 ドベイバ首相は、「今回の訪中は、リビアとリビア国民にとって政治面でも経済面でも、戦略上な観点でも、いずれを見ても非常に重要だ。2024年は中国・アラブ協力フォーラムの発足20周年に当たる。中国とアラブ諸国間の貿易額はこの20年間で、2004年の367億ドルから2023年には3980億ドルに増加した。中国は長年にわたりアラブ諸国最大の貿易相手国であり続けている。アラブ諸国22カ国全てとアラブ連盟は『一帯一路』協力文書を締結し、200以上の大規模プロジェクトを実施ししてきた。これらの協力の成果は、双方の約20億人の人々に恩恵をもたらしている」と述べました。

 ドベイバ首相はさらに、「習近平主席は5月30日の(フォーラム)開幕式に出席して基調講演を行い、中国とアラブ運命共同体の構築をさらに推進し、アラブ側と共に『五大協力構造』を構築することを提案した。(五大構造とは)より活力に満ちたイノベーション駆動の構造、より大規模な投資と金融の構造、より多面的なエネルギー協力の構造、バランスのより取れた経済貿易の相互利益の構造、そしてより広範な人と文化の交流構造だ。中国とアラブの協力の新しい章が今まさに、徐々に開かれつつある」と説明しました。(MOKU、鈴木)

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