「台湾独立」打倒と統一促進の歩みは止めず 海外からの干渉には手加減せず=中国

2024-06-01 17:34:56  CRI

 オースティン米国防長官は1日、シンガポールで開催中のシャングリラ対話(アジア安全保障会議)を、米国による「ショータイム」の場と見なし、「インド太平洋地域戦略」や台湾問題について大いに語りました。中国側は同件についての論評を発表しました。

 シャングリラ対話に出席した中央軍事委員会連合参謀部副参謀長の景建峰中将は、「米国の『インド太平洋地域戦略』は華麗な修辞であふれており、地域協力を促進するという旗印を掲げてはいるが、実際には冷戦思考とゼロサムゲームを固守するものであり、閉鎖的で排他的な「クラブ」を作るものだ。真の目的は、アジア太平洋版のNATOを構築し、米国が主導する覇権的地位を維持することだ」と指摘しました。

 また、台湾問題は中米関係におけるもっとも重要かつ敏感な核心的問題です。かつての中米国交樹立時の前提は、米国側による台湾との関係断絶、協定撤廃、軍撤退でした。しかし米国はここ数年、約束に背いて一つの中国の原則をないがしろにして、「独立」を企てる台湾を支持し、台湾を武装などで台湾海峡情勢をかく乱してきました。

 目下のところ、台湾海峡両岸の情勢は深刻化しています。頼清徳の流儀は自国の歴史を知らず祖先を忘れ、「二国論」を露骨に売り物にして、台湾を災難の淵に向かって突き進めるものです。

 解放軍は台湾を中国から分裂させることを決して許しません。「台湾独立」イコール戦争です。解放軍は常に戦争の備えを怠らず、「台湾独立」勢力に打撃を加え、統一を促す歩みを決して止めません。海外からの干渉を挫折させることでは決して手加減せず、国家主権と領土保全を守る使命と任務を断固として達成します。(Mou、鈴木)

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