北京
PM2.577
23/19
中国共産党中央政治局委員である王毅外交部長は30日、中ロシンクタンクのハイエンドフォーラムで「初心を忘れず、過去を継いで未来へ」と題したビデオメッセージを発表しました。
王外交部長はその際、「国交樹立から75年間、中ロ関係は荒波を乗り越え、新たなタイプの国際関係と隣国間の関係モデルを作り上げてきた」とし、「プーチン大統領は先ごろ、中国への公式訪問に成功した。習近平国家主席とプーチン大統領は両国関係が直面する新たな情勢を踏まえた計画を立て、新たな時期の双方の戦略的協力の方向を示した。習主席は特に『五つの堅持』を用いて、中ロ関係の成功経験を総括した。これは両国関係の75年にわたる発展過程の集大成であり、双方が相互信頼をさらに高め、協力を計画するための基本的な指針でもある」と述べました。
王外交部長はまた、「新たな歴史的起点に立って、中国側はロシア側と初心を忘れず、過去を継いで未来を切り開き、ハイレベルの中ロ戦略協力で両国人民により多くの幸福をもたらし、世界の安全・安定により大きく貢献していく」と強調しました。
王外交部長はさらに、中ロ関係について次の5点を提案しました。
第1に、相互支援により、共通の発展と振興を図ること。
第2に、開放と協力により互恵・ウィンウィンを実現すること。
第3に、交流と相互理解を通じて民意の基礎を固めること。
第4に、責任感をもってグローバルガバナンスをリードすること。
第5に、公正な立場で国際事務に参与することです。(hj、榊原)
KANKAN特集