北京
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農業農村部の最新データによりますと、全国の小麦収穫の進捗(しんちょく)率は現在20%弱で、農業機械による収穫面積は4日連続で1日当たり400万ムー(約26.7万ヘクタール)を超え、収穫作業が本格化しています。
今年の全国の各種農業機械の導入数は1650万台を超える見込みです。現時点で、南西部と中部の湖北省では小麦収穫の最終段階に入り、収穫の主要地域は中東部の河南省、東部の安徽省と江蘇省へと移りつつあります。安徽省では約4300万ムー(約286.7万ヘクタール)の小麦収穫の進捗率は17.5%に達しています。同省は高性能総合収穫機17万台を導入し、10日間集中して収穫を終わらせる予定です。
安徽省は夏の収穫機に、小麦の実際の成熟時期に合わせて「北機南下、南機北援」を実行し、小麦収穫能力を効果的に引き上げます。
河南省では約8500万ムー(約566.7万ヘクタール)の小麦収穫作業が始まっています。今年は大型収穫機を導入したため、機械収穫による損失率は0.6%まで下がりました。同時に、一連のスマート化新型農機具が導入されています。気象条件は小麦収穫の進捗に大きな影響を与えます。江蘇省は一部地域に降雨が偏る状況に対応するため、緊急収穫案を前もって策定しました。
中東部の淮河流域、黄河流域、海河流域にある小麦収穫の主要8省ではこれまでに、農業応急災害救援センター1090カ所が設立され、移動式乾燥機やトラックローダー式収穫機など多くの農機具を備え、夏に収穫する穀物の豊作に向けて全力を尽くしています。(殷、柳川)
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