一つの中国の原則は人心の向かうところ=外交部

2024-05-28 11:07:51  CRI

 外交部の報道官は27日、世界保健機関(WHO)の年次総会である第77回世界保健総会(WHA77)で台湾関連提案が拒否されたことについて談話を発表しました。  

 報道官は談話で、「5月27日、第77回世界保健総会の総務委員会と全体会議はそれぞれ決定を下し、『台湾をオブザーバーとしてWHO総会に招待する』という一部の国からの提案を総会の議題に入れることを明確に拒否した。WHO総会がいわゆる台湾関連提案を拒否するのは8年連続だ。このことは、一つの中国の原則が国際社会の人心の向かうところ、大勢の赴くところであり、いかなる挑戦も許さないことを十分に物語る」と述べました。 

 また、「中国の中央政府は台湾同胞の健康と幸福を高度に重視している。一つの中国の原則に合致するという前提の下、台湾地区の医療・保健専門家はWHOの関連技術会議に参加することができる。台湾地区のWHO技術分野におけるコミュニケーション・協力への参加ルートは十分かつ円滑であり、いわゆる『国際防疫体系の抜け穴』は全く存在しない」と指摘しました。 

 さらに、台湾の民進党当局に対し、「一つの中国の原則を堅持する国際社会の基本構造は揺るがず、中国統一の大勢は逆転できない」と改めて警告しました。一部の国に対しては、「国連総会第2758号決議への歪曲(わいきょく)や挑戦をやめ、保健問題の政治化をやめ、台湾問題にかこつけた中国の内政への干渉をやめる」よう促し、「『台湾をもって中国をけん制する』は失敗に終わる運命にある」と述べました。(非、柳川) 

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集