李強総理が日本の岸田文雄首相と会談

2024-05-27 12:52:37  CRI

 李強総理は26日、第9回中日韓首脳会議に出席するために韓国ソウルを訪れ、同日夜に日本の岸田文雄首相と会談しました。

 李総理は「台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、レッドラインでもある」と述べ、日本側が信義を重んじ、約束を守り、両国関係の不断の発展にポジティブな雰囲気を醸成するよう期待を示しました。

 李総理は、「中日の発展は互いにとって重要なチャンスだ」と指摘し、「双方は互いにプラスとなることをし、産業チェーン・サプライチェーンの安定・円滑化とグローバル自由貿易システムを共同で維持すべきだ。中国は日本側とさまざまな分野・ルート・レベルにおける友好交流を持続的に展開し、人的往来を一層便利にし、青少年交流を積極的に展開し、中日友好協力の民意的基礎を絶えず固めていきたい」と述べました。

 岸田首相は、日本は中国側とハイレベルの交流を維持し、グリーン経済や医療・介護・ヘルスケア、第三国市場をはじめとするさまざまな分野での協力を強め、人的交流を円滑にし、地域協力を深化させ、気候変動などのグローバルな課題についても引き続き協働し、建設的で安定した日中関係を積極的に構築し、日中の戦略的互恵関係を包括的に推進し、両国関係の長期的な安定化を推進していきたいと表明しました。また、台湾問題については、日本側は1972年の「日中共同声明」で確定した立場を堅持しており、この点はいささかも変わっていないとしました。(ZHL、野谷)

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