中国第22次レバノン国連平和維持部隊医療分隊 レバノン南部の国境地域で診療

2024-05-24 13:19:44  CRI

 中国の第22次レバノン国連平和維持部隊医療分隊は現地時間23日、国連レバノン暫定隊東区司令部民事部門の求めに応じて、レバノン南部国境地域のクラヤに医療チームを派遣して診療し、薬品を届け、現地の人々の診察難の緩和に取り組んでいます。

 クラヤはレバノンとイスラエルの臨時境界から5キロ足らずで、現地の医療資源は乏しく、長期にわたり医療不足と薬品不足に悩まされてきました。さらに、レバノンとイスラエルの衝突が絶えずエスカレートしていることで、状況は一層悪化しています。医療チームは求めを受けて、直ちに12人から成る医療チームを結成し、多くの医療機器と10種類以上の薬品を用意し、クラヤに赴き、健康診断や治療に取り組みました。体が不自由な村人を診察するため、医療チームは巡回診療グループを結成して訪問医療サービスを提供しています。

 中国は昨年12月から、中国医療分隊がさまざまな平和維持活動を遂行するとともに、無料診療や寄付などの方法で人道支援を積極的に展開し、現地の人々から広く認められています。(閣、藤井) 

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