中国代表「武力衝突をなくすことが民間人の最大の保護」

2024-05-22 13:39:26  CRI

 国連安全保障理事会は現地時間21日、武力衝突における民間人の保護についてハイレベルな議論をし、中国代表は「現在も多くの民間人が衝突による苦難に陥っており、武装衝突をなくすことが民間人にとって最大の保護だ」と主張しました。

 中国の国連駐在大使である傅聡代表はまた、「安全保障理事会の第一の責任は国際平和と安全を守ることだ。7カ月以上続くガザ地区の紛争は、かつてない規模の民間人の死傷者と人道危機をもたらした。安保理は直ちに全面停戦を推進することを急務とし、そのためにはさらに行動し、イスラエルのパレスチナ人民への集団的懲罰を直ちに停止し、ラファへの軍事攻撃を停止し、民衆に生きていく希望を与えるよう促さなければならない」と述べました。

 傅大使はさらに、「国際人道法は共同で守らなければならない最低ラインであり、人道支援は政治化してはならず、食料や薬品などの基本物資は武器化されてはならない」と強調した上で、「中国は引き続き国際社会と共に、一日も早く戦禍をなくし、人々の幸福と安寧の保障にたゆまぬ努力をしていく」との考えを示しました。(藍、藤井)

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