「台湾独立」分裂勢力に誤ったシグナルを送らないよう米国などに促す=国務院台湾事務弁公室

2024-05-21 11:56:19  CRI

 国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官は20日、米国など少数の国が頼清徳氏の就任式に代表を派遣したことについて記者の質問に答え、「台湾独立」は結局行き詰まるものであり、「台湾独立」を黙認・支持することは失敗に終わるだろうと指摘しました。

 陳報道官は、「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の不可分の一部だ。一つの中国の原則は国際関係の基本準則と国際社会の普遍的な共通認識であり、世界の圧倒的多数の国が堅持・厳守し、人心の向かうところである。われわれは米国など中国と国交を樹立した国が台湾地区とおこなう、いかなる形の公式往来にも断固として反対し、いかなる形、いかなる口実でも台湾問題に干渉することを強く非難する。米国および関係国が直ちに誤りを正し、一つの中国の原則と中国側に対する厳粛な政治的約束を厳守し、台湾問題を慎重かつ適切に処理し、『台湾独立』分裂勢力に誤ったシグナルを送ることをやめるよう促す」と述べました。

 陳報道官は、「民進党当局は外部勢力と結託して絶えず『独立』をたくらんで挑発をおこない、世界でのいわゆる『存在感』を高めようとしており、そのやり方は島内の主流の民意から完全に乖離(かいり)し、台湾海峡地域の平和と安定を損なっている」と指摘しました。(ZHL、野谷)

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