北京
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23/19
世界保健機関(WHO)は16日、世界のコレラ感染状況に関する最新報告を発表し、「世界各地で感染者数が高止まりしており、分布地域の拡大、ワクチンなどの資源が不足している状況から、世界的な感染リスクは昨年に比べて『非常に高い』水準が続いている」と注意を喚起しました。
過去数十年間、コレラの予防・治療対策は世界中で大きな進展を遂げてきましたが、2021年からは再び感染者が増える傾向が現れ、長年コレラの流行がなかった国でも同様の現象が起きています。
同報告によると、今年1月1日から4月28日までに24カ国から14万6000例の感染者と1766例の死亡例が報告されています。最も感染者数の多かったのはアフリカ地域で、次いで東地中海地域、米州地域、東南アジア地域、ヨーロッパ地域の順となっています。
同報告書はコレラが世界的に流行するリスクを「非常に高い」とすると同時に、依然として緊急事態レベル3を維持するとしています。(朱、坂下)
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