中国代表が紅海情勢の早期沈静化推進を改めて呼びかけ

2024-05-14 14:00:47  CRI

 国連安全保障理事会は現地時間13日、イエメン情勢について会議を行いました。中国は会議で、紅海情勢の早期鎮静化の推進を改めて呼びかけました。

 中国の耿爽国連常駐副代表は、「中国は関係各方面がイエメンの平和プロセスを推進するために前向きに努力することを支持する」と表明し、イエメン問題の解決は政治外交の取り組みによらなければならず、関係各方面はイエメン人民の共通の幸福に目を向け、政治解決という大きな方向性を堅持し、妨害を排除して同じ目標に向けて行動しなければならないとの考えを強調しました。

 耿副代表は、「イエメン情勢と紅海情勢はガザでの衝突と密接に関わっており、衝突の勃発後7カ月以上が経過し、いまだかつてない民間人の死傷と人道上の災難をもたらしているだけでなく、地域の平和と安定を危険極まりない状況に陥れている」と述べるとともに、安保理で採択された関連決議の早期実行を促し、関係国にイスラエルへの説得と圧力を強めるよう促す中国の姿勢を改めて示しました。(Mou、坂下)

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