英国による国家安全保障を名目とした事件の捏造を強く非難=外交部駐港公署

2024-05-14 10:56:42  CRI

 外交部駐香港特別行政区特派員公署(外交部駐港公署)は13日に声明を発表し、英国が無実の罪をでっち上げて中国公民を恣意的に逮捕し、香港特区政府を中傷したことを強く非難しました 

 英警察は13日、香港特区の情報機関を手助けした疑いがあるとして、中国公民を含む3人を起訴したと発表しました。中国は、英国が国際法の原則と国際関係の基本準則に背き、無実の罪をでっち上げ、事件を捏造(ねつぞう)し、香港特区政府を中傷したことに、強い不満と断固たる反対を表明します。  

 英「国家安全保障法」の条項は定義が曖昧で法執行部門の権限は広すぎると、以前から非難されていました。英国による国家安全保障の名義の乱用、基本的人権の保障の無視、恣意的な逮捕・拘留は、法治の精神への違背であるだけでなく、露骨な政治的もてあそびです。香港の問題に干渉し、「反中乱港(中国に反対し香港を乱す)」勢力をかばい立てし結託する英国の陰険な下心は誰の目にも明らかです。 

 中国は英国に対し、関連人員の合法的な権益を保障し、「国家安全保障」の旗を掲げて事件を捏造したり、もめ事を起こしたり、法治の精神を冒涜(ぼうとく)したりする卑劣な行為を直ちにやめるよう強く促します。中国は英国に対し、直ちに危険の一歩手前で踏みとどまり、誤りを正し、中国公民に対するいかなる有罪推定の悪意ある中傷もやめ、香港の問題と中国の内政への干渉をやめなければ、中国の断固たる力強い反撃を受けることになると厳かに告げます。(殷、柳川)

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