外交部　いかなる形でも「台湾独立」分裂勢力を支持してはならないと日本に警告

　外交部の林剣報道官が10日の定例記者会見で、日本に対し、いかなる形でも「台湾独立」分裂勢力を支持してはならないと警告しました。

　林報道官は台湾の謝長廷驻日代表が20日に台湾で行われる「就任」式典に日本の国会議員37人が参加する予定だと明らかにしたことに対して、「世界には一つの中国しかない」と強調しました。さらに、「台湾は中国の領土の不可分の一部であり、中華人民共和国は全中国を代表する唯一の合法政府である。台湾が国であったことはなく、『総統』など存在しない。台湾問題は純粋に中国の内政だ」と述べました。

　林報道官はまた、「私たちは日本が中日の四つの政治文書の原則や精神を厳守し、一つの中国の原則についての約束を実際の行動で守り、いかなる形でも『台湾独立』分裂勢力を支持してはならず、台湾海峡の平和安定を適切に擁護するよう日本に警告する。われわれは民進党当局に、外部勢力と結託した『独立を企む挑発』は決して成功しないと告げている。国家民族の利益を売り渡すことは、必ず歴史的な報いを受けることになる」と指摘しました。（閣、坂下）