米艦が西沙領海に不法に侵入 南部戦区は追跡監視や退去警告

2024-05-10 19:22:30  CRI

 中国南部戦区の報道官である田軍里空軍大校によると、米海軍のミサイル駆逐艦「ハルゼー」が10日、中国政府の承認を得ずに中国の西沙諸島の領海に不法に侵入しました。中国人民解放軍南部戦区はこの事態を受け、海空兵力を投入し、法に基づき、規則に従って追跡監視し、退去するよう警告したということです。

 田報道官は、米国の行為は中国の主権と安全を深刻に侵害するものであり、「航行の自由という名の覇権」行動を大々的に行い、「南海の軍事化」を作り出そうとする新たな動かぬ証拠であるとし、米国が「南海の安全を脅かすリスク」の掛け値なしの元凶であり、南海の平和と安定の「最大の破壊者」であることを余すところなく表していると強調しました。さらに、戦区部隊は高度な警戒を保ち、国家の主権と安全、南海地域の平和と安定を断固として守ると述べました。(閣、坂下)

   

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