ハンガリー各界 習主席の来訪を歓迎

　習近平国家主席は、ハンガリーのシュヨク大統領とオルバン首相の招きに応じ、現地時間8日夜に特別機で首都ブダペストに到着し、ハンガリーでの公式訪問の日程をスタートさせました。ハンガリー各界の人々は、習主席の今回の訪問が両国のこれまでの絆を一層強め、政治的相互信頼を深め、両国の友好協力の新たな章を開くことを期待していると前向きに評価しています。

　習主席が到着した夜、オルバン首相は、自身のSNSに「習主席、ハンガリーへようこそ」と、来訪を歓迎するメッセージを投稿し、文末にハンガリーと中国の国旗を添えました。

　習主席は7日、ブダベスト入りに先立ち、ハンガリーを含む複数のEU諸国を対象に実施しているビザなしでの入国を2025年末までに延長すると発表しました。これを受け、ハンガリーのシーヤールトー外相は、「両国の経済、ビジネス、観光、教育の発展に役立つ決定だ」と述べ、「中国と経済・貿易面での交流や協力が深まるにつれ、観光客の数も増え、交換留学生も増えていくだろう」と展望しました。

　習主席の公式訪問を歓迎するため、ブダペストのランドマークであるエルジェーベト橋とラーコーツィ橋には、ハンガリーと中国の国旗が掲げられました。多くの地元住民は、「習主席の来訪はハンガリーと中国の協力を示す重要なサインだ」「貿易・投資や人的・文化的交流は両国関係をより緊密にするだろう」など、より良い両国関係への期待を示しました。（Yan、MI）