外交部 「中国の経済発展を妨害する意図がないという約束を行動に移すよう願う」

2024-05-09 17:33:51  CRI

 外交部の林剣報道官は9日の定例記者会見で、米中の対話強化に関する国際通貨基金(IMF)のゴピナート筆頭副専務理事(FDMD)の発言についての記者の質問に答えました。

 林報道官は、「習近平主席は、人類社会は苦楽も禍福も共に関わっており、各国は持ちつ持たれつの関係にある。誰もがより多くの共通利益を勝ち取るために最大の共通認識を結集すべきだ。これは中国が世界や中米関係をとらえる上での基本的な出発点だと指摘している」と述べました。

 その上で、「国家安全保障の概念を広げ、他国との経済的なつながりを人為的に弱体化・分断することには活路がない。世界の産業チェーンやサプライチェーンの安定を破壊し、国際経済貿易秩序を乱すことは、最終的に自身の利益を損なうだけだ。米国は、中国の経済発展を妨げる意図がないという約束を実行に移し、中米関係の発展とさまざまな分野での協力のために望ましい環境を適切に作り出すよう願う」と表明しました。(Yan、坂下)

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