さらに1隻 世界最大のコンテナ船が江蘇省南通市で試験航行

2024-05-08 15:09:22  CRI

「中遠川崎397」が7日に江蘇省南通市で試験航行を行う

 世界最大の2万4000 TEU級コンテナ船の「中遠川崎397」が7日午前、長江の江蘇省区間から海洋に出る試験航行を中国東部の江蘇省南通市の海事部門に護衛されつつ順調に実施しました。 

 「中遠川崎397」は南通市内にある造船会社が完全に自主設計・建造した船型の5番艦であり、コンテナ積載量が世界最大で、同時に最大級のグリーン環境保護型のコンテナ船です。全長は399.99メートル、全幅は61.3メートル、型深さは33.20メートルで、甲板面積は標準サッカー場3面分よりも大きく積載可能量は列車240編成以上の列車に相当します。また「中遠川崎397」には現時点における船舶建造分野の最先端技術が投入されています。例えばエネルギー効率指数であるEEDIは国際海事機関の関連基準値を50%以上と大幅に上回っています。

 中国初の世界最大2万4000 TEUコンテナ船は中国船舶集団傘下の滬東中華造船(集団)の長興造船基地で建造され、2021年12月29日に順調にドックを出て、2022年6月22日には発注元に引き渡されました。(任春生、鈴木)

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