習主席来訪を待ち 中国国旗が掲げられ ベオグラード市

2024-05-07 17:01:33  CRI

 習近平国家主席が5日から10日にかけてフランス、セルビア、ハンガリーの3カ国を歴訪しています。

 セルビアの首都ベオグラード市の大通りでは習主席の来訪を前に両国の国旗が掲げられ、市内のビルの外壁には巨大な中国国旗と「尊敬する中国の友人を熱烈に歓迎する」と中国語で書かれたメッセージが登場しています。

 セルビアは中東欧地域における中国初の全面的な戦略的パートナーであり、ドナウ川とサバ川の合流地にあるベオグラード市で中国企業が建設した大橋はドナウ川両岸間の所要時間を1時間以上から10分間に短縮しています。

 中国河北鋼鉄グループは破綻にひんしたスメデレボ市にある同国最大の製鉄所を買収して改造し、2023年の同製鉄所の生産高は7億9500万ユーロ(約1322億円)に達し、同国の国内総生産(GDP)の1.15%を占め、同市の人口は10万人から12万人に増加して3分の1を占める市民の生計が同製鉄所によって支えられています。

ベオグラード・ノビサド間列車

 中国企業が建設したベオグラード市とノビサド市を結ぶ高速鉄道(時速200キロ)が22年3月に開通し、24年3月時点で同鉄道の旅客輸送量は延べ683万人に達しました。(ジョウ、野谷)

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