北京
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パリ五輪まで80日となった7日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の第1陣となるパリ五輪中継・報道機材を載せた船が浙江省寧波市の舟山港からフランスに向けて出港しました。これらの中継・報道機材1256点は標準コンテナ10個に梱包され、主に総合制御・伝送、スタジオ映像・音声設備、ネットワーク配信、編集、照明、通信、動力保障などの設備が含まれ、6月中下旬にフランスのル・アーブル港に到着する予定です。残りの機材と物資は中国と欧州を結ぶ貨物列車「中欧班列」や空輸で続々と輸送されます。
今年のパリ五輪はちょうど中仏国交樹立60周年に開催されます。ホスト放送機関とパリ五輪中継プロジェクトを最も多く落札した国際メディアとして、CMGのパリ五輪中継・報道は過去最大規模となり、チャンネル、周波数、アプリなどを通じて1万1000時間以上の高品質の競技信号電波を放送・配信・処理し、海外で初めてフル4Kの超高精細映像の中継を行います。CMGは2000人以上の制作中継チームを投入し、体操、卓球、バドミントン、スポーツクライミングの4競技の国際信号制作を担当し、中継時間は400時間を超えるとのことです。(ZHL、藤井)
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