外交部 台湾をもって中国を抑制しようとする米国のたくらみは必ずや失敗する

2024-05-03 15:08:18  CRI

 外交部の報道官は2日、ブリンケン米国務長官が発表した中国台湾地区の世界保健機関(WHO)総会への参加に関する声明について、「台湾をもって中国を抑制しようとするいかなるたくらみも、必ず国際社会から断固として反対され、失敗に終わるに違いない」と述べました。

 ブリンケン国務長官は1日に声明を発表し、米国側は台湾をオブザーバーとして今年のWHO総会に参加するよう招請することをWHOに強く勧めたと明らかにしました。外交部の報道官はこの件について、「米国側のこの声明は、一つの中国の原則と中米間の三つの共同コミュニケに深刻に違反した。中国側はこれに強く不満を示し、断固として反対している」と表明しました。

 報道官はまた、「世界には一つの中国しか存在せず、台湾は中国領土の分割できない一部である。WHOを含む国際組織の活動への台湾地区の参加について、中国の立場は一貫しており、明確だ。すなわち、一つの中国の原則に基づいて処理しなければならない。これも国連総会第2758号決議と世界保健大会25.1号決議で確認された根本的な原則だ。米国の関連する声明は世論を惑わすもので、その実質は『台湾独立』分子の分裂活動を放任し、支持することだ」と強調しました。(藍、榊原)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集