仏人回答者の8割が中国の影響力を称賛

2024-05-02 16:13:31  CRI

 習近平国家主席のフランスへの公式訪問を目前に控え、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下のCGTNは、中国人民大学と協力し、新時代国際伝播研究院を通じてフランス人を対象にアンケート調査を実施し、1513人が回答しました。同調査によりますと、回答者の80.2%が中国を影響力のある大国であると考えており、回答者の70.3%が、中国を成功した国であると示したということです。

 中国の発展は世界のチャンスとなるかという点については、同調査の結果、回答者の91.5%が中国の経済発展の成果を称賛しました。この回答をした人のうち、18~24歳の割合は95.9%、高所得者の割合は97.2%に達しました。また、回答者の89.8%は中国経済の高度成長を称賛し、72.7%は中国経済が世界経済に重要な貢献をしていると答えました。

 習主席は、中仏国交樹立60周年の祝賀行事で、「中仏関係の独特な歴史は、独特な『中仏精神』を形成した」と述べ、二つの「独特」という言葉を使って中仏関係を総括しました。フランスのマクロン大統領はさらに、「われわれは、ともに『大有可為』(大いにやるべき値打ちがある)である」と、中仏関係の重要性を評価しました。調査では、回答者の76.7%が、中国を戦略的に自立した大国であると見なしており、中国が推進する独立自主の外交政策を高く肯定している。中でも、18~24歳の回答者のうち75.3%は、「中国は責任ある大国であり、中国がグローバルガバナンスのプロセスでより大きな役割を果たすことを期待している」と答えました。

 近年、中国とフランスとの人的文化交流は、「活気」から「熱気」へと移り変わっています。調査によると、18~34歳の回答者の9割以上が中国の文化製品に触れたことがあると示したほか、全回答者の62.7%が中国への旅行を楽しみにしており、最も関心のある「体験したい項目」としては、自然風景と答えた人は69%、中国のグルメと答えた人は63.1%、歴史文化と答えた人は61.6%でした。

 今回のアンケート調査は、フランスの国勢調査の年齢分布サンプリング枠に従って設計されており、中国の国家イメージ、中国の国家政策、中仏関係、中欧関係などの全体的な認識を問うものでした。(張、MI)

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